実は99%を占めるキャリアオイル(後編)

【この記事と前回の記事に渡り、キャリアオイルについて2回にわけてお届けします】
前回の記事はこちら、引き続きおすすめのキャリアオイルを紹介していきます。
3.ローズヒップオイル
ローズヒップの種子から抽出されたオイルでお肌の栄養になるリノール酸、α-リノレン酸(オメガ3)を多く含みます。
紫外線を浴びたお肌のケア、エイジングケアに美容効果の高いオイルとして知られています。
肌のシワが気になり弾力性がほしいとき、いらなくなった角質層を落としてターンオーバーを促したいとき、日中に肌に受けたダメージを和らげたい時など夜の肌ケアに最適です。
特有の香りとトロトロとした使用感があるので、さっぱりした使用感を好む場合は、ホホバオイルなどの他のキャリアオイルと混ぜて使用するのもおすすめです。
注意点として栄養分が豊富なために未精製のものは、アレルギー反応がでる場合があります。また、オメガ3は酸化しやすいので開封後は早めに使い切りましょう。
抗炎症作用、皮膚・神経組織再生作用、エストロゲン作用(女性ホルモンに似た作用)などがあります。
4.シアバター
常温ではバター状の植物油です。少し温めると液状になる特性を活かしてハンドクリームなどを作る材料として利用できます。
アフリカの強い日差しや、乾燥から身を守るためのスキンケアクリームとして古くから使用されてきました。天然のUV効果を持つ成分が含まれるため、紫外線ダメージから肌を保護する効果が期待できます。
酸化しにくいステアリン酸や、人の皮脂にも多く含まれるオレイン酸を豊富に含むため、肌への馴染みが良く保湿に優れしっとり柔らかく保ちます。抗酸化力が高いので、肌の老化対策にも効果的と言われています。
夏の暑さで液状になることがあるので、夏季には販売を控えるお店もあります。
保湿効果が高い、皮膚の再生を助ける、皮膚を柔らかくするなどの特性があります。
思った以上によかった出来事
今年の春から夏は、UV効果が期待できるキャリアオイルやエッセンシャルオイルを使って手づくりの日焼け止めクリームのみで過ごしています。
手づくりではSPF(サンプロテクションファクター)を高くすることが難しいので、レジャーには厳しいかな?と思っていましたが、暑くて天気がいい日のキャンプで効果を試してみました。
結果、手づくりの日焼け止めクリームでも市販のものと比べてとくに日焼けしませんでした。
それ以上に毎年、日焼け止めで痒くなったり赤くなったりと肌荒れを起こしていたのに、今年はそれがない!感動の夏を過ごしています。
気になったキャリアオイルがあったら、ぜひ使ってみてください。
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