野良猫を救おう!『TNR』活動とは?

ペット
ペットの代表格の猫と犬

1994年の調査開始から、2017年は初めて猫が犬の飼育数を上回り、住環境の変化、散歩の必要のない猫は、独身の人でも飼いやすく増加傾向。SNSには可愛い猫の写真が盛りだくさんですが、可愛いだけではない『野良猫の厳しい暮らし』のことは、あまり知られていないのではないでしょうか・・・。

名前のない猫、外にいる猫のおはなし

どこの町にもいる野良猫。名前はあったり、なかったり。
この猫たちが『どこから来て』『どこに行き』『どのように暮らしているのか』想像したことはありますか?
わたしは野良猫を見ると、つい後ろ姿からその猫の暮らしを想像してしまいます。

猫が好きで、可哀想で、ついついごはんをあげてしまう『えさやりさん』を見かけたことはありますか?
ひもじいだろうと思い、ごはんをあげることは、本当はありがたい気持ちになるのですが…。
ただ、えさだけあげる行為、その優しい気持ちは本当の優しさですか?
えさだけあげている行為が、実は猫にとっては無責任な行動かもしれないのです。


▲ごはんだけもらって、増えた野良猫たちのイメージ

春秋の出産シーズンはたくさんの子猫が産まれます。
栄養不足や病気、カラスやキツネに狙われ、野良猫で成猫に成長できる数はわずかで、野良猫の生活環境は思っている以上に苛酷です。成猫になってからも、交通事故、ヒトによる危害など、絶えず危険にさらされています。

可愛くのほほんと昼寝をする姿とは裏腹に、実はたくさんの危険の中で生活しています。この現状を知ると、えさをあげるという優しい行為は、一時的なものでしかないと思うのです。

『TNR』・『さくらねこ』って知っていますか?

猫は交尾排卵のため、交尾すると必ず妊娠します。
1度の出産で1~9匹の子供を産み、1年に1~3回出産することもあります。
生まれた子猫は、なんと生後半年で出産が可能になります!猫算で1年間30~70匹に増える可能性があるのです。猫の繁殖力は本当に半端ないのです。

『TNR』とは、無料不妊手術事業のことです。

Trap(トラップ): 捕獲すること
Neuter(ニューター): 不妊手術のこと
Return(リターン): 猫を元の場所に戻す

この頭文字を取っています。

TNRを行った野良猫は、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットします。
このような不妊手術済みの猫を『さくらねこ』と言います。
こういった猫を見かけた場合はどうか温かい目で見守ってください。

耳をカットすることで、不妊手術済みの目印になっていますが、同じ猫に不妊手術(麻酔)を重複して行ってしまうというリスクを回避するためにも、とても重要な目印になるのです。

不妊手術をすることで、繁殖を防ぐだけでなく、発情期の鳴き声やオス同士の喧嘩の声、おしっこの臭いの軽減が期待できます。
少しでも殺処分が減少するようにと民間団体や個人がボランティアで活動することが多いです。
※詳しくは、公益財団法人『どうぶつ基金』のウェブサイトを参照して下さい。

耳先カットは、命の尊重

とある地域や町内では、一代限りの命を温かく見守り、猫たちがその場所で生涯を全うするための手助けや管理をしています。

野良猫(名前のない猫)は、自然に発生したものではなく、飼い猫が産んだ子猫を遺棄した、引越しの時に置き去りにした、家から脱走して逃げてしまった、不妊去勢手術を可哀想だからとしなかった無責任な人間のせいで増えたものです。

今後、TNR活動が浸透し精力的に行うことができれば、殺処分される数が減り、結果救える命が増えると思います。

●責任をもって飼育できる数の『適正飼育』
●最後の最後まで面倒を見る『終生飼育』

このふたつが、コトバをしゃべれない彼らからのお願いです。

kaoruko

kaoruko Aura-Light Colorセラピスト ニャン友ネットワーク札幌会員 色が人を救う 人が猫を救う ボランティアをしていく中で野良猫、多頭...

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