保護犬のトラウマ

ペット

みなさんの中で、保護犬、猫を飼っていらっしゃる方も多いかと思います。
私も二代目のチワックス「心」君がきて半年ちょっと。保護した当時から「皮膚病」との闘いでしたが、今は「問題行動」との闘いも増えました。

保護犬の問題行動は『飼い主のメンタルとのリンク』

当初は、本当に「皮膚病」→これは今までの環境とフードの問題。確かに最初はそうでした。
同時に「吠える」「唸る」「噛む」「甘噛み」など、色々な問題もありました。
途中から、余りにひどいのでプロの訓練士さんに1か月かけて訓練してもらい、「ハウス」「リーダーウォーク」など覚えて行きました。

皮膚はだんだん良くなってきてるのに、どうしても治らない事が「足を噛む」「手を噛む」という問題でした。
結果、半日入院をさせてかかりつけの先生に様子を見てもらうと・・・、

「自虐行為」

だったのです。

そんな中、私のリード訓練は、まるで教育ママごんのように強化され、益々「吠え」「唸り」がひどくなり、とうとう私のメンタルが崩れてしまったのです。
立ちくらみ、めまい、おまけに寝ていてもぐるぐるとめまい。
そうなのです。私の躾は、私のヒステリーと変わっていたのです。

そんな時に気が付いてくれたのが訓練士さんとかかりつけの獣医さん。
「心君のメンタルが壊れている」
「このままだと治るどころか噛みちぎる」

はっとしました。心が壊れていたのは私・・・。それが連鎖されてしまっていたのです。

想像を絶する保護犬の『トラウマ』

保護犬はとてつもない「トラウマ」を必ず持っています。
吠えるから体罰を与えられていたり、不安、悲しみを抱えてしまった脳のトラウマは決して簡単には消えないのです。

初代ヌク君もそうでした。
ヌク君は悪徳ブリーダーからの保護。なので、普段は吠える事も知らず、走ったり散歩も経験もないのでとにかく「怖がり」。雷や強風があると「発作」を起こしていました。それは、てんかんに近い「パニック状態」になる。

現在の心君は家庭犬でした。
飼い主からの虐待、体罰、怒鳴られる、たたかれる、投げられる、蹴られる、口に指を突っ込まれる。多々・・・。そして、ゲージの中に閉じ込められ、蛆虫だらけのトイレシートの上での生活。そんな劣悪な環境から、保護されて幸せになった途端、皮膚に症状が出ました。

私の頭は、まずは皮膚を治してあげる事。でも、やはり我が家の幸せになるためのルールは覚えてもらいたい。

負のスパイラル。

保護犬のトラウマは、もの凄いと頭ではわかっていたのに、やはり私も人間です。心君にあった教育ではなかったのです。
そんな時に出逢ったのが、岐阜にある問題行動に特化した動物病院でした。実は気が付いてくれた訓練士さんが先に院長先生に状況をお電話して相談してくださっていたのです。訓練士さんとのリスタートを予定していたのですが、このまま訓練をやっても心君にはダメだと。

まずは、自虐行為である「心の闇」を何とかしてあげる事が先

かかりつけの先生からも同じ事を言われ、今は精神を落ち着かせる事を重点に置き、漢方、サプリで落ち着かせるという治療法に変えました。

とにかく、「叱らない」「褒める」「リードは引っ張らない」この3つに徹底し、信頼関係の構築からやり直しです。

漢方を使って3日目。穏やかになってきました。まだまだ足は噛みますが、飼い主の焦りは伝わってしまいます。

カラー生活7か月目

それだけでもストレスはあるのに、躾から行ってしまったけれど、それもある意味間違いではありませんでした。こうやって私に一つの知識が出来たから・・・。

こういった苦労を書いてしまうと、「やはり保護犬、猫って大変そう」とか思われてしまうかもしれません。
でも、確かに大変なことは多いけれど、「自己成長」も出来ます(笑)→根性すわりますので。知識も増えます。

そして何より、その先にある「幸せな未来」にワクワクしています。
皆さんもこういった悩みにぶつかった時は、まずはプロに相談してみて下さい。自分だけの力では無理なことも多く、逆効果になってしまう場合もあります。
私のコラムで、少しでも似たような悩みを持っている方のお役にたてたら嬉しいです。

カラーを外した生活はもうすぐだよ。

冨原果織

セラピスト / ライフデザイナー 音楽業界を経て、タレントマネージメント業務の傍ら 「人とペットを癒す仕事」として温もりのサロンOLAKINOを隠れ家サロン...

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