【インタビュー】セラピスト冨原果織さん

特集・インタビュー

本日のインタビューは、札幌山鼻で『温もりのサロンOLAKINO~オラキノ~』を経営する傍ら、保護犬の活動を行っている、セラピストの冨原果織さんです。
現在、自身で飼われているわんちゃんも、もちろん保護犬二代目のこころ君です。
ちょっと不思議で、そして、心が温かくなるようなお話を聞くことができました。

音楽業界を経て、癒しのサロンをオープン

冨原さんが経営しているサロンは、ターコイズブルーを貴重とした中に、オレンジのライトがぼんやり照らされている、まさに癒しの空間。どこか懐かしい異国の雰囲気があるインテリアや小物からは、独特のセンスを感じます。
冨原さん自身もトークのセンスが光っていて、たくさん笑わせていただきました。表現が豊かで、感性の人!という印象です。
それもそのはず。前職は、音楽業界でアーティストのマネージャーとしてご活躍されていました。超有名アイドルに楽曲提供をしたこともあるアーティストを担当していたこともあったそうで、それは忙しい毎日を送っていたことと思います。
ミーハーな編集部員は、『音楽業界』『アイドル』というキーワードに、つい前のめりになってしまいます(笑)

輝かしい音楽業界から、癒しのサロンをオープンするきっかけは、何だったのでしょう?

【冨原さん】きっかけは、体調を崩したことです。病気になってはじめて自分自身と向き合いました。そして、これからの人生を考えたとき『子育てがしたい』と思いました。その気持ちがある保護犬との出会いで変化し、今の活動につながることになりました。

↑異国情緒あふれる雰囲気のシックで落ち着いたカウンター。
↓それぞれの体調に合わせ、メディカルアロマの調合も行います。

何度も何度も何度も目の前に現れる、保護犬『ヌク君』との運命の出会い

冨原さんが、保護犬の活動をするきっかけになったのは、黒いチワワのイケメン、保護犬一代目のヌク君との出会いです。運命を感じずにはいられない偶然が重なった出会いです。

当時、自身の体調のことで落ち込むことが多くなっていた冨原さんですが、たまたま通りがかった神奈川県にあるホームセンターで行われていた猫の譲渡会に足を止めます。譲渡会というものがどんなものかもわからず、何となく覗いてみることに。そこには、たくさんの保護猫がいましたが、その中にポツンと一匹だけ黒いチワワがいました。とてもきれいなお顔をしていたこの黒チワワに一目惚れしたそうです。
一目惚れしたものの、いきなり『飼う』という選択はできず、その場でお別れしました。

そして、また・・・

その後、数ヶ月経ち、地方から遊びに来た友人と一緒に、自由が丘でショッピングをすることに。
すると、今度は犬の譲渡会をしているところを通りがかり、また何となく覗くことに。ふと譲渡会団体の人が抱っこしていた犬に目が留まります。『あれ?!この前見た黒チワワにそっくり!あの子かな?』そう思ったけれど、譲渡会の場所が違うので同じ子ではないだろうな、と思い、帰宅。しかし、なぜかあの子のことが忘れられず、どうしても気になってしまい、ネットで団体を検索します。
すると、同じ団体!

しかも、神奈川と自由が丘の2回しか開催していない譲渡会。
そこにピンポイントでたまたま通りがかるとは、運命としか言いようがありません。

それでも、冨原さんは悩みます。飼うことを即決しません。
一週間、そして、また一週間。
その間、譲渡会団体と連絡を取るも、正式な申し込みをしないと直接黒チワワ君とは会えないというルールが。
『この子はとてもハンサムなので、問い合わせが結構ある。次の申し込みで飼い主が決まると思います。あなたと縁があれば、また会えますよ。』という団体の方の言葉に、心を大きく揺さぶられます。

そして、ついに夢にまで、黒チワワくんが現れます。

決断!そして、開花した不思議な才能

【冨原さん】飼うことを悩んでいたら、夢に黒チワワのあの子が出てきました。
『何を迷っているの?僕ずっと待っているんだけど。』ハッ!としました。夢のようで夢ではないような不思議な感覚がしました。起きてすぐに団体に連絡をしたら、『あなたから会いたいと言われた後から、(飼い主候補の)問い合わせがパッタリと来なくなりました。』と。この話を聞き運命的なものを感じ、正式にあの子の飼い主になるべく申し込みをしました。

元々、幼少期の頃から、夢で不思議なお告げのようなものを受け取ることができていた、冨原さん。『わたしには、霊感はない!』と断言しておりましたが、その夢のお告げによって、自然と正解のほう選んでハッピーになるということがよくあったそう。あのときも、確実にあの子からのメッセージだと確信したのだという。

黒チワワの名前は『ヌク君』。
それから、ヌク君と一緒に札幌に戻り、新たな生活をはじめた冨原さん。

動物のメッセージを受け取ることができるようになる

ヌク君との出会いから、冨原さんの新たな才能がどんどん開花していきます。
動物が何を考えているかメッセージとして受け取れるようになったことも、そのひとつです。
【冨原さん】わたしと繋がろうとする子は、じーっと見つめてくる。そうすると、ピン!と頭にメッセージが浮かんでくるんです。繋がろうとしない子からは、全然メッセージは受け取れませんけどね。

ヌク君がプロデューサーになる?!

冨原さんにたくさんのハッピーを運んできてくれたヌク君。残念ながら、2019年春、お星様になってしまいました。
しかし、ヌク君は今も冨原さんの傍にいるのでは?!というような不思議なエピソードがたくさんあります。夢でメッセージを受け取ることができる冨原さんですが、今でもヌク君から様々なメッセージを受け取っています。冨原さんが困っていたり、判断に悩むときは、今でも必ずヌク君が助言してくれます。ヌク君は今でもプロデューサーとして、冨原さんと共に生きているような気がします。

保護犬二代目こころ君との出会いも、ヌク君からのお告げでした。
ヌク君が夢の中で出してきた『次に飼う子の条件』4項目、すべてに当てはまっていた、こころ君。
現在、こころ君との新たな生活をスタートさせている冨原さんですが、引き続き保護犬の活動を精力的に行っていきたいと、語って下さいました。
【冨原さん】様々な理由から不幸になってしまった子がたくさんいて、その子たちを保護してお世話をする人たちがいるということを、もっと多くの方に知って貰いたいですね。


アイシクルでは、冨原さんの活動をたくさんの方に知って貰いたいと思い、ライターとしてペットライフが楽しくなるコラムを書いていただくことになりました。ぜひ、お楽しみに。

温もりのサロンOLAKINO~オラキノ~
体の疲れは、ハワイの伝統的な民間療法「ハワイアンロミロミ」で、メンタルの部分は「エンジェルカードヒーリング」を用いて、心も体もとことん癒します。
札幌市中央区南21条西11丁目4-10 市電石山通り下車 徒歩1分
女性限定 完全予約制★https://ameblo.jp/nukumorinosalon/

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