季節の移ろいとスイーツの関係

ライフスタイル

暑かった今年の夏が過ぎ、日本で一番早い秋が北海道に訪れました。
ショーウィンドゥが秋の装いになるのと同じ様に、街で見かけるスイーツも秋色に変わっています。
中でも多いのは栗のスイーツの数々。栗羊羹や昔ながらのモンブランにある黄色い栗にも惹かれますし、艶やかな茶色の栗とマロンクリームのグレージュのような色味とのグラデーションはとても魅力的です。
涼しくなるこの時期からはチョコレートを使ったお菓子や、しっかり焼き色がついたパイやタルトが増えてきます。
大地を想わせるような濃い茶系の色が全体的に多くなり、深まる秋を感じさせてくれます。

次にひときわ鮮やかで目を引くのが、柿やかぼちゃのオレンジ色のスイーツでしょうか。
カラーセラピーではオレンジ色が象徴する意味の中に『食欲や消化に関わる』というものがあります。
旬のかぼちゃのオレンジ色とサツマイモの黄金色は、収穫の秋のイメージに繋がり正に食欲をそそりますね。

ハロウィンが定着したこの数年で、ますますオレンジ色は秋を連想する色になったように思います。
他にもハロウィンで使われる紫や黒や黄色などの色が加わり、秋のスイーツは落ち着いた色味でありながら、とても賑やかで華やかです。

季節と共に変わる味の好み

季節で変わるのは、見た目の色だけではありません。スイーツの味わいも夏から秋へと移行していきます。
爽やかな酸味やツルンとした食感が好まれる暑い季節から、しっかりとバターの風味が感じられる焼き菓子やコクのあるクリームが美味しい季節になります。
気温が下がってくるにつれて、濃厚なチョコレートのケーキとコーヒーの組み合わせに魅かれたり、ナッツやドライフルーツがふんだんに入っているバターケーキを食べる時には濃い目に淹れた紅茶を選んだりと、さながら洋服のコーディネートをしているような楽しさがありますね。

栗やかぼちゃに代表されるほっこりとした食感はどこか温かみがあって、かぼちゃのプリンなどは冷やして食べてもそう感じられるほどです。
洋梨やサツマイモは焼くとしっとりと味をまとめてくれるので、タルトにするととても人気があります。
最近は北海道でも生のいちじくが売られているのを見掛けるので、フレッシュいちじくを焼いたタルトが流行るかもしれません。
ちなみに下の写真は洋梨といちじくのタルト。個性的な味のいちじくと洋梨を合わせたら味がまとまり美味しいタルトになりました。

秋からは、ずっしりとした重さがあって深いコクが感じられるような濃い味わいのものが好まれます。
どれも秋色のイメージと違わず華やかで深みのある美味しさです。
あなたはどんな秋のスイーツを選びますか?

北海道産の旬のかぼちゃを楽しんで

かぼちゃには美肌成分のベータカロテンがたっぷり含まれています。
北海道は、かぼちゃの産地ですから、どんどん美味しく、お安くなるこれからの季節には特にたくさん食べたいですね。
そこで今回は、かぼちゃの素材の甘さを味わう簡単なレシピをご紹介します。
レンジでチンするのもお手軽ではありますが、お鍋を使って少しのお水でゆっくり加熱することで、より甘くなるかぼちゃの美味しさを是非とも試してみて下さい。

☆かぼちゃを味わうシンプルレシピ
材料
かぼちゃ よく売られている1/4カット1個(皮をスポンジなどでよく洗って、イボイボや硬過ぎる部分は切り落として下さい。)
水 お玉1杯~2杯
1. かぼちゃは7~8cm位に切ります。
2. 鍋にかぼちゃが重ならないよう皮を下にして入れます。

3.かぼちゃの皮が浸るくらいの水を入れます。(鍋の大きさに寄りますが目安はお玉1杯~2杯)。
4.蓋をして弱火で7~10分加熱したら、火を止めてそのまま10分置きます。

竹串を刺してみて、中まで柔らかくなっていれば完成です。

お塩をつけてお召し上がりください。

美味しいかぼちゃを使うことが、とても大事なので、私が実践している美味しいかぼちゃの見分け方をお伝えしますね。※あくまで個人の見解です。
かぼちゃの断面を見ると皮と身の間に白っぽい、または青っぽい線がよくあります。その線が極力細いものを選んで下さい。
私は皮と身の間に線がほとんど無いものを選びます。
今回使ったかぼちゃの断面はこんな感じです。

記憶の限りでは失敗していないので、皆さんが選ぶ時の目安になれば幸いです。

マダムChikako

清水欣子 Shimizu Chikako お菓子研究家 ケーキ作りの趣味が高じて、今田美奈子食卓芸術サロン研究科を修了し講師資格を取得。 その後大手クッキン...

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