知っておくべき、健康管理としてのアロマテラピー

精油とラベンダー
美容
アロマテラピーの本当の意味

アロマテラピーと聞いてはじめにイメージするのは「リラクゼーション」という言葉ですか?
アロマとは「芳香」、テラピー(Therapy)とは「療法」という意味です。
アロマテラピーとは「芳香療法」のことを言います。

もともとは、フランスで始まったアロマテラピー(芳香療法)がイギリスに伝わり、イギリスで美容やリラクゼーションとして広まりました。そして、リラクゼーションとしてのアロマテラピーが日本に入ってきました。

それが、近年になって本来の「芳香療法」である、自分のため・家族のための健康管理の一つとしてホームケアに取り入れる流れが広まり始めています。

健康管理に役立つアロマテラピー

では、どういう時に使えばいいのか?
わたしはよく肩こりの痛み・炎症の緩和クリームなどを作ります。
「肩こりが辛い」というときに筋肉が凝り固まっているなと思ったら、筋肉の緊張をゆるめる作用がある精油や炎症を抑える作用がある精油を組み合わせ、体のどの部位でどのように使うかを考えて、クリームにしたり植物油で希釈(溶液に水や溶媒を加えて薄めること)したりします。
また、スキンケア用品やコスメも手作りできます。精油にヒアルロン酸や美容成分をプラスして、その時々で自分の肌に必要なものが作れます。

このとき精油を選び、配合を考える時間から芳香療法が始まります。たくさんの香りにふれることで精神的なストレスにも作用します。そして、自分で作った自分だけのオリジナルブレンドで、自分をケアする幸せがあります。

ただし、使用する精油の芳香成分がわからないと、いい香りでリラックスできるだけのクリームになってしまいます。同じ名前の精油でもメーカーごとに芳香成分の配分が全く違うこともあります。そもそも精油メーカーによっては、芳香成分を気にせずに製造していることもあります。

少し前に発表されたデータによると、日本で販売されている精油のおよそ90%以上で成分の添加(香りを調整したり、有用成分を加えたり、希釈して水増ししている)、残留農薬が検出されているということでした。

精油は100%植物から抽出していると思っていたので、これにはとてもショックを受けました。とは言え、10%に満たないですが、きちんとした製品を出しているメーカーがあるということになります。

では「健康管理としてのアロマテラピー」として精油を選ぶ時は、どのようなことに気をつけるか。
大きな目安となるのが、ロットごとに残留農薬や細菌などについて分析・検査されていて、精油成分分析表と残留農薬の有無を公開しているものを探すことです。この分析表で、それぞれの精油にどんな芳香成分が入っているのかがわかります。成分表が簡素な精油はあまりオススメしません。そして、オーガニックであること。価格が安すぎないこと。

とても残念なことに、分析表を公開しているメーカーを選ぶとなると精油の選択範囲がぐっと縮まってしまいます。精油の有用な芳香成分が、自分の目的に合っているかどうかで選ぶので、香りの良し悪しが絶対条件ではなくなります。

自分や大切な家族の身体に使うものだからこそ、精油はこだわって選んでください。
精油1瓶の大きさは手のひらに収まるくらいですが、15ml瓶で約300滴の精油が入っています。300滴あればたくさんのことができます。

健康管理として使い始める時に「どの精油を選べばよいのか?」迷われると思うのですが、ネットで調べるもよし、信頼できるアロマセラピストに聞くもよし、できるところから始めてみてはいかがですか。

shizuka

NARDアロマテラピー協会認定 アロマアドバイザー、 アロマハピネスコスメティック・プライマリーアーティスト、 (社)日本エッセンシャルオイルスタイリスト協...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

30代からの美容・心と体・ライフスタイルをサポートする女性のためのウェブマガジン
このサイトについて
2019年9月
« 8月   10月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30