【特集】目に見える究極のデトックス「刮痧(かっさ)」

美容

みなさま『刮痧(かっさ)』というものは、ご存知でしょうか?
最近ではネットや健康雑誌等に掲載されるなど、徐々に目にする機会も増えてきました。本日は、刮痧(かっさ)を知り、今後の美と健康に活かすべく、刮痧セラピストのユカ先生に話をお聞きしました。

Q.刮痧(かっさ)とはどのようなものなのでしょう?また、どんな効果がありますか?

【ユカ先生】刮痧(正式にはグァシャ)とは、中国で2000年以上の歴史を持つ伝統医術です。『鍼を使わない鍼灸』と言われていて、即効性や高い効果が認められています。
主に、

・疾病後のケアや再発防止
・ダイエットサポートや健康維持
・更年期ケア
・アレルギーやアトピーの改善
・むくみの改善、血行促進
・小顔効果

など、幅広い効果が認められています。

「刮(かつ)」とは、こする動作で、「痧(さ)」とは皮膚をこすった後、表面に内出血のような赤点(せきてん)が現れることを言います。この赤点が瘀血(おけつ)です。
瘀血とは、体内に溜まっていた老廃物のことで、それを玉石や水牛の角のヘラを使い、体の経路や全息反射区(ぜんそくはんしゃく)※1を意識し体をこすり、滞った血液を体の表面に出す「目に見える究極のデトックス療法」です。
※1:全息反射区の起源は2000年前に書かれた中医学の聖典『黄帝内経(こうていだいけい)』に遡り、顔や頭、背中に反映される内臓や四肢の反射区で心身の不調が判断できます。
瘀血が排出されると、気・血(けつ)・水(すい)の循環が促進され自然治癒力が高まります。

【気】目に見えないエネルギーのこと。
【血】血液そのものとは少し違っていて、栄養素の巡り、血脈(血管)も含めてのこと。
【水】津液(しんえき)とも言い、血液以外の体内の水分や、リンパ液や涙など体の水分のこと。

人間の体は、これら3つがバランスよく巡ることが大事なのです。

Q.ヘラでこするのは痛くはない?また、表面に出た赤い点はどうなるの?

【ユカ先生】その質問、よくされます(笑)
こする時の痛みの感じ方には個人差がありますが、基本的に痛くなく気持ちがいいです。
また、その方の体調や痛みの感じ方といった状況に合わせて、こする加減も調整しますのでご安心を。
こすられた後の体表に出る赤点は、3~7日程度で消えていきます。
「この赤点、本当に消えるの?」と心配される方も多くいらっしゃるのではないかと思いますが、大丈夫です!青あざが治っていくときの感じに似ていますが、青あざと違って痛みはありません。

Q.体調に変化があらわれるのはいつ頃からですか?

【ユカ先生】東洋医学では、男性は8の倍数、女性は7の倍数(7歳、14歳、21歳、28歳、35歳、42歳、49歳~)で身体が変化すると言われています。
女性の28歳は身体のエネルギーが充実し最も美しく、35歳から身体機能が衰え始め、42歳では顔のシワや白髪が目立ち始め、身体の不調が起こりやすくなります。多くの方は、この頃から若い時にはない生理前後の不調を強く感じたり、プレ更年期のような症状を感じ始めるのではないでしょうか。

また、人の身体は『肝・心・脾(ひ)※2・肺・腎(五行説)』の五臓のエネルギーで成り立っており、この五臓はお互いに相性(そうせい=相手を生み出す)、相剋(そうこく=相手を滅ぼす)の関係にあります。
男性の8、女性の7の倍数の変化は五臓の中の『腎(先天〈親から受け継いだ〉の精)』の変化が関係します。
※2 脾(ひ)とは、臓器の脾臓ではなく、胃・その働き(消化・吸収)のことを指します。

【アイシクル編集部】私も確かにこの7の倍数の歳に体調を崩しています!急にガクッと体力が落ちて、体のあちこちに不調がでてきました。
【ユカ先生】女性は特に不調を感じやすいのかもしれませんね。ですから、刮痧(かっさ)で施術することにより、心身ともに元気になりますよ!
【アイシクル編集部】ぜひ、試してみたくなりました。

Q.施術はどのように進められていきますか?

【ユカ先生】初めて刮痧(かっさ)を受けていただく前にしっかりカウンセリングをし、身体の状態や体質を見ます。
ひとりひとりの体質を探ることを専門的に『証』と言います。証には、実証(じつしょう)・虚証(きょしょう)・虚実混合があり、どのタイプなのかを探っていきます。

◆実証(じつしょう)→がっちり体型、肥満型、体力はあるが体の巡りが悪いタイプ
栄養は満たされていても気血水の滞りがあることから、イライラやくすみ、クマ、むくみなどが起こります。(気滞・瘀血・水滞など)
◆虚証(きょしょう)→痩せ型、体力がない、疲れやすい、気力のないなどのタイプ
栄養不足で気血水も足りていない、血色が悪く、水分も少なく皮膚や髪がカサカサ・パサパサしています。(気虚・血虚など)

【アイシクル編集部】肥満、痩せ型でタイプが変わってくるのですね?
【ユカ先生】いいえ、太っているから必ず実証、痩せているから必ず虚証ということではありません。
【アイシクル編集部】そうなんですね。タイプ分けはしているけれど、どれにあてはまるかは体をチェックしてみないとわからないということなんですね。
【ユカ先生】そうです。証だけではすべてを判断できません。陰(寒)と陽(熱)どちらに傾いているのか。さらに、気血水の過不足の状態をチェックしたり、五臓のどの部分に原因があるかを見て、これらを総合的に判断し不調の原因を探っていきます。

施術時の漢方オイルがすごい!
【ユカ先生】施術の際には、漢方オイルを使用します。
この漢方オイルは陰陽五行理論や経絡理論を基に五臓の働きを整える薬草・生薬が配合されて作られており、素早く経皮吸収され五臓に直接働きかけます。
実証の方には、刮痧(かっさ)で滞りを解消させ、漢方オイルで体を潤し、虚証の方には、まずは漢方オイルで体を潤し、補気・補血を行い、弱い圧にて施術します。
【アイシクル編集部】漢方オイルについて、詳しく知りたいので、次回ぜひご紹介ください。
【ユカ先生】はい、わかりました。
東洋医学はバランス理論です。
過不足なくバランスよく生活すること、養生すること、ケアすることが『病気』の原因を生み出さなくさせるのですよ。


お話をしてくださったユカ先生自身も、42歳から変化・不調を感じ、刮痧(かっさ)に巡り会い不調を解消されたそうで、東洋医学で、悩める女性が心身ともに元気になり、毎日笑顔で過ごせるようにお手伝いしたいとお話ししてくれました。

ユカ先生、ありがとうございました。

刮痧(かっさ)セラピスト ユカ
体の不調に悩まされていたのがきっかけで、刮痧(かっさ)に出会う。体調が整い、今までにない癒やしを与えてくれたことで、刮痧(かっさ)セラピストとなる。以来、体の不調に悩み、辛い思いをしている女性に寄り添う施術を心掛けている。
刮痧国際協会の認定刮痧療法師として現在活動中。

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