4種類のクレンジングを使い分けよう!

あくまでも美容は自己流を貫く、様々な年齢と肌質の女性たち。
その自己流、ほんとに合ってる?
知花子先生が優しく説教し、正しい美容道へ導きます。

知花子先生 、はじめまして。
きのえと申します。
早速ですが、クレンジングでいつも悩んでいることがあります。

きのえさん、こんにちは。
クレンジングのどういった悩みかしら?

オイルクレンジングを使うと私くらいの年齢になると乾燥が気になるし、かといって肌に優しいと言われている乳液タイプのクレンジングを使うと、メイクがちゃんと落とせているのか気になるんです。
私の肌に合ったクレンジングを見つけたいと思っています。

きのえさんの肌に合ったクレンジングを見つけたいのですね。
それでしたらまず、クレンジングをタイプ別に見ていきましょう!
クレンジングを4種類のタイプ別に見ていきましょう!
種類 | 落とす力 | 刺激 | メイク | ファンデーション |
オイル | 強い | 強い | 濃い | SPF50 スポーツ用 落ちないファンデーション |
クリーム | 普通 | 弱い | ↓ | クリーム・リキッドファンデーション |
乳液 | 弱い | 弱い | ↓ | パウダー・リキッドファンデーション |
ジェル | 弱い | 普通 | 薄い | パウダーファンデーション |
上の図を見ていただくと分かるとおり、肌や年齢でクレンジングを使い分けるというより、 メイクの濃さ ( ファンデーション )で使い分ける方がよいでしょう。
とは言え、乾燥肌の方は少し注意が必要です。
乾燥肌の方がオイルクレンジングを使うと、皮脂を取り過ぎてしまうため、敏感肌になりやすい傾向にあります。乾燥が気になる方は、乳液やクリームクレンジングの方がおススメです。
それぞれのクレンジングの特徴
《オイルクレンジング》
メイクを落とす時間がない時だけ使うべし!
◆メリット
油分が多いので、すぐにファンデーションがなじみ、時間がかからない
◆デメリット
使う商品によっては、残さないといけない皮脂まで取り過ぎて、乾燥肌の原因になる場合があります
滑りがよいので、ついついゴシゴシしてしまうことも
《クリームクレンジング》
肌に一番よし!美容マニアも必見
◆メリット
クリームは保湿性が高いので、肌には比較的刺激が少ない
程良いタッチで、血行促進にもなります(マッサージのように長くはしません。あくまで落とすことを優先)
◆デメリット
オイルに比べて時間がかかる
《乳液タイプのクレンジング》
クレンジングで迷った人には、まずこちらが無難
◆メリット
クレンジングの中でも無難に選べて、比較的使用しやすい
◆デメリット
濃いメイクにはあまり、適さない
商品によっては、落ちたかどうかわからない場合あり
《ジェルクレンジング》
最近人気急上昇中↑落とし穴あり要注意!
◆メリット
べたつきがないので、使いやすい
◆デメリット
乳液タイプのクレンジング同様、落ちたかどうかわからないままで、洗い流すことになる場合あり
例えば、しっかりメイクをした方が、ジェルクレンジングをするとどうなるでしょう。
もちろん、メイクが落としきれず毛穴のつまりや肌トラブルの原因につながる可能性がありますので、注意が必要です!
《クレンジング+洗顔一体型》
クレンジングと洗顔がひとつになっているものも、商品によっては注意が必要です。簡単でとても便利ですが、界面活性剤が多い場合があります。そのため、のちにくすみやシミになる場合も少なくはありません。
使う商品によっては、残さないといけない皮脂まで取り過ぎて、乾燥肌の原因になる場合があります
正しいクレンジングの仕方
☆今回はクリームタイプのクレンジングを使います
【前準備】アイメイクや口紅は事前にポイントリムーバーでオフしておきましょう!
☆ポイントリムーバーの使い方はコチラ→

1、さくらんぼ粒くらいの量のクレンジングを手のひらにとり、軽くあたためます。そして、 顔全体(両頬→おでこ→鼻筋→あご)にのせていきます。
2、頬は、親指以外の4本の指を使い、内側から外側にかけて円を大きく描くようにくるくるまわします。※数回行います。

3、おでこは、細かく円を描くようにくるくるとまわします。
4、鼻筋、鼻側面は中指と薬指を使い、上下にすべらせます。
小鼻まわりも、中指を使い上下に丁寧にすべらせます。

5、口のまわりは、中指と薬指を使い、上下に円を描くようにすべらせます。
6、目の下などクレンジングができていない部分も、中指を使い優しくすべらせます。
目安としては、クレンジングが白から透明になりオイルのように軽くなったら、汚れが浮き出た合図です。
また、クリームタイプのクレンジングは、洗い流さず拭き取りするタイプもありますので、その場合は以下の手順を付け加えてください。
6、ティッシュペーパーでお顔全体を覆い、上から優しく抑えます。
7、コットンに拭き取り用化粧水をたっぷりと含ませ(500円玉大)内側から外へ向かって、優しく拭き取ります。

その日のメイクの濃さ(ファンデーション)に合わせて、クレンジングを使い分けるという考えはなかなか新しいですね。
ぜひ参考にいたします。

クレンジングを使い分けるということは、未来の美肌につなげるためにはとても大事なことなのですよ。
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