端午の節句にいただくもの

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端午の節句

五節句と呼ばれる5つある代表行事の中の一つで、もともとは田植え前に豊作を祈って菖蒲やよもぎをひさしにさし、邪気を払う行事でした。その後、鎌倉時代に「菖蒲」が「尚武」に通じることから男の子の節句となり、立身出世を願って鯉のぼりを立てるようになったのです。

今は男女問わず、子供の成長を祝う日素晴らしい国民行事です。

行事食

日本には季節の変わり目に神を祀ってご馳走を供え、神の庇護を願い共食する風習があり、それが行事というものに変わって行きました。その風習から行事には行事食がつきものになり、人々の願いや気持ちが食べ物に込められていくようになりました。

さて、端午の節句の行事食の代表といえば『柏餅』

柏の葉は、次の新芽が出るまで落ちにくいことから、跡継ぎが絶えないようにという願いを込めて餅を葉で包んでいただくようになったものです。この話をすると「時代錯誤です。」と言われた事がありましたが、人の願いというものはどんな時代にも重く切なく大切なものです。今は、この平和が途切れることないように、と願っていただいても良いのかもしれないですね。

我が家では、端午当日は、邪気を払う菖蒲を生けて、「黒・白・黄・赤・青」の五色をしつらえに取り入れます。これは、鯉のぼりの吹き出しにもある色ですが、五上の心(人・義・礼・智・信)を表し、厄除けの意味があると言われています。日本の文化って深いですよね。

さて、行事食のお話しに戻りますが、柏餅の他に鯛や鯉、鰹などのお料理もいただく風習があります。
先日のティータイムでは、一足早く端午を楽しんでみました。
今の時代、本当に楽しいスィーツがたくさんあります。

可愛いでしょう? 鯉のどら焼きです。コーヒーとともにいただきました。

時代が変わり、行事を楽しむ方法や形はずいぶん変わってきましたが、家族で過ごす行事は良き思い出となり、幸せな感情を一生心に留めておくことができると言われています。

世界中の子供の健やかな成長と幸せを祈り、季節の変わり目の邪気を払い、文化を愛でる…日本の良さを改めて感じでみてはいかがでしょうか。

金子由美

Kaneko Yumi YUMIスタイリングオフィス 代表 食空間コーディネーター、フードコーディネーター、だしソムリエ、昆布大使、ミルクインストラクター、...

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